「声は人なり」
25年前に
出会った言葉です
小学校6年の時に
声を活かした仕事をしたい
という思いが芽生え
高校1年の時に
アナウンサーになるという
志を立てました
高校では
放送部に所属し
発声練習など
アナウンスメントに
打ち込む日々を送りました
そうした中で
恩師から言われた言葉が
「声は人なり」でした
声は
その人の人格を通して
発せられる
ただ単に
アナウンス技術を
磨けばよいのではなく
心も磨きなさいと
その方法を
さまざま教わり
実践してきました
この言葉は
恩師からのギフトでした
これまでずっと
心にとめて
歩んできました
声の仕事に
転身して13年
いまもこの言葉を胸に
真心込めて
声で伝えています
高校時代の恩師と
ふるさと相馬には
感謝の気持ちが
いまなお溢れ出ています
そうした経験と思いを
5月24日に
仙台中央倫理法人会主催の
青年委員会
「若手事業者発表会」にて
講話させていただきました
月末迫る
週末の金曜日にもかかわらず
多くの方々が
ご参加くださいました
大変恐縮ではございましたが
私の話だけでなく
実際に皆さんに
腹式呼吸と
北原白秋「五十音」
を用いた
発声練習(滑舌練習)も
体験していただきました
そして
魅力的な人間になるために
実践できることとは?
話し上手になるために
意識と工夫することとは?
についても
お話いたしました
人前で話をする機会のため
だけではなく
家族や友人
職場の人たちとの
日頃の会話で
実践できるポイント
をお伝えしました
ほんのちょっとの
意識と行動で
あなたはより輝きます
そうした人財づくりの
お手伝いもできたらと
思っております
「声は人なり」
これからも
心と声と表現を磨き続け
伝えていきます
フリーアナウンサー
荒 響子