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2024年、最初の仕事はふるさと相馬での司会でした①

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鈴木 響子

去る1月7日(日)

「東京農大東日本支援プロジェクト」

   東京農大:復興から地域創生への

        農林業支援プロジェクト

 2023年度活動成果報告会」

が開催されました

毎年1月のはじめに

こちら相馬市にある
ふくしま未来農業協同組合総合研修センターを会場に
開催されている
この活動成果報告会

農林業に従事されている
主に相馬市民の方々が
大勢会場にお越しになった中 
その司会を
務めさせていただきました

私のふるさと相馬市は
沿岸の町

豊かな海
魅力のひとつで

まさに海が観光資源





その魅力を
味わいに満喫しに
向かう道路の周りには
田んぼが
広がっていました

私にとっては
子どものころから見慣れた
当たり前の景色でした

それが
東日本大震災の
巨大津波によって
なぎ倒され流された
防風林の松と海水に
一面覆われてしまいました

すっかり変わり果てた
その景色を目にした時は
言葉を失いましたし

いまも
忘れることができません

震災から13年が経過し

その田んぼでは現在
再び米作りが行われ

大豆に転作された
エリアもあり

再び農業が営まれています



こうして
津波の塩害を乗り越え

農地が
復旧・復興してきた裏には

東京農業大学の皆さんの
厚いご支援があったのです


様々な分野の
ご専門の先生方が
相馬市に来てくださったのは

震災が発生してから
2か月後のことでした

 

津波の被害を受けた
農地の視察や

原発事故後の
放射性セシュウムの
濃度測定などを行い

福島県の沿岸の町
相双地域(そうそう)の
農林業の復興のために
尽力くださいました

しかも
現在も相馬市を中心に
定期的に
測定やデータ収集を継続

さらなる
農林業の改善と発展のために

お知恵とお力を
注いでくださっています

その取り組みの
成果報告を

毎年、年明けに
市民の皆さんに向けて
開催してきました

集まった市民の皆さんは
ことしも最後まで
熱心に先生方のお話に
耳を傾けていらっしゃいました


私は去年と一昨年に続き

今回で3度目の司会

務めさせていただきました





司会者という立場では
ありましたが

このたびも
地元出身者として

東京農業大学の皆さんに
感謝の気持ちを持ちながら
進行いたしました



終了後に
会場ではことしも
NHK福島局キャスターの時に
とてもお世話になった
和田観光苺組合の方々や

お米の全国の品評会で
金賞を受賞された
米農家の方にも
お会いすることができました

さらには
私が出演リポートしている
ラジオ「マイあさ!」内の
マイあさ便りを
いつも聴いてくださっている
年配の女性が
声をかけてくださいました
とてもうれしかったです

ことしの
仕事始めも
ふるさと相馬で

感謝の気持ちで
いっぱいです




これからも

ふるさとはじめ
多くの方々の
お役に立てるよう

心を込めて
務めさせていただきます



フリーアナウンサー
荒 響子